ウエイトリフティング:セカンドプル時における足の使い方のパターン
足の使い方というか、セカンドプル時における体全体の使い方、またはバーベルの持ち上げ方という表現でも良いとは思うが、足関節の見た目の形状が違うということを動画にしてみた。
【飛ぶ】
足の裏が床から完全に浮くセカンドプルです。
この形でセカンドプルを行うと、キャッチの時は力強く音を立てて、バーベルを持った状態で着地をする形になります。
自分の体ごとバーベルを持ち上げる形なので、感覚として分かりやすいのかも知れません。
【つま先立ちになる】
飛ぶ動きに対して、踵から床から離れていき、つま先が最後に残る或いは最後につま先も少し浮くという形です。
この形でセカンドプルを行うと、キャッチの時は比較的静かで、バーベルを体で受け止める形になります。
動きとしては飛ぶのに比べて、感覚としては分かり難いかも知れませんが、物理的な理論としてはちゃんと成立しています。
正直どちらが良いのかというのは分かりません。
書いている私は、クリーンを始めた時から後者の「つま先立ちになる」形で続けているので、飛ぶ形は非常にやりにくいです。
そういう点から行くと、飛ぶ人にとってつま先立ちは難しいのかも知れません。
ウエイトリフティングと言う競技においては、高重量が上がればそれで良いのでどちらの方法でも良いと思います。
ただ、フィジカルトレーニングとして、例えば格闘技スポーツの補助種目としては飛ぶ形は向いておらず、やるならつま先立ちのセカンドプルの方が良かったりします。
このことについてはまた別ページにて触れたいと思います。
以上。
2024.10.28 新規
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