おそらく当ジムでしか行われていないクイックリフト特殊練習の紹介
当ジムでは、一般的な環境でのクイックリフトトレーニングを行っていますが、それに加えてプライオメトリクスだけでなく、スタビライザーやモビリティも同時に鍛えられる環境でのトレーニングも行えます。
足場に「ばね」を仕込んだ、ばね板環境でのクイックリフトです。
ばねの弾力は何パターンかに調整できます。軽くばねを効かせた状態から、かなり不安定な状態まで、レベルに応じて設定できます。
ばね板環境でのクイックリフト
こんな感じで、遊び感覚ではありますが、いろいろな身体機能を鍛えることができます。
こちらはスナッチで試しています。ローキャッチなどは、通常の環境で行うよりも難易度が高くなります。
扱っている重量は30kgですが、落とさずにきちんと降ろしています。バーベルは落とさなくても、体を鍛える練習はいくらでもできます。
(この考え方については、エッセイ「ウエイトリフティングの安全性」もあわせてご覧ください)
弾力パターン例その1:ばね板2枚重ね
ばね板を2枚重ねることで、より不安定さを出しています。
- クイックリフトトレーニングとして、スタビライザーを鍛えるために行う
- ウエイトリフティングにおいて、フォームの精度をより高めるために行う
いずれの目的にも使えます。ただし、フォームが安定していないと難しいかも知れません。
弾力パターン例その2:ばね板3枚重ね
ばね板3枚重ね、かつばねの数を減らすことで、かなり不安定な状態を作っています。
ぶっちゃけると、バーベルを挙げるときはばねの力が手伝ってくれるので、軽く感じます。
大変なのはキャッチ後です。キャッチおよびその後の動きにおけるスタビライザー強化、つまりプレイヤー自身の安定性を高めるという点では、かなり良い内容だと思います。
こちらは超上級者向けの内容です
安定した、怪我をしにくいプラットフォームという考え方とは逆行することを行っているため、リスクの高いトレーニングです。
- フォームが確実であること
- その場から動かないフォームを取れていること
以上が前提となります。バックステップなどをしてキャッチする場合は、さらにリスクが上がります。ご自身のフォームに自信のある方に限られるトレーニングです。
安全性は保証できません。怪我をされても当ジムは責任を負いかねます。自己責任で行っていただく形になります。
自信がない場合は、ばねの不安定さを抑えた状態でお試しいただけます。
そのリスクを冒してまで得られるものはあるのか。きっとあると思います。
キャッチさえできれば赤判定が出ないくらいの精密なフォーム。それを習得できるだけの身体能力向上に貢献できるはずです。
ウエイトリフティングに自信のある方は、一度試してみる価値があるかと思います。
ウエイトリフティングの補助トレーニングとしても
足場が不安定な状態だからこそ、プライオメトリクスだけでなく、モビリティやフレキシビリティ、スタビライザーも要求されます。
カタカナばかりで分かりにくいですね。言い換えます。
不安定な足場でクイックリフトを行うということは、次のものが必要になるということです。
- 足元の安定性とバランスを保つ機能
- キャッチの際にばねによって生じる細かいズレを補正する身体機能
- それを支えるインナーマッスルの筋力
不安定なところで行うことで、身体コントロール力の向上とインナーマッスルの強化を、ウエイトリフティングの動きの中で行えます。より競技特性に近い形で鍛えられるぶん、トレーニング効果も高くなります。
フィジカル面だけでなく、ウエイトリフティングのスキルアップとしても、ぜひお試しいただけたらと思います。
→ウエイトリフティング:ばね板で行う効果とは(技術考察資料)
体験について
クイックリフトトレーニングについては、10年以上指導をしています。
さまざまなことを学びながら、より良いクイックリフトの形を常に考えながら行っております。興味がございましたら、ぜひ一度体験してみてください。
フィジカルトレーニングの体験コースよりご予約を受け付けております。
→クイックリフトとはどんなトレーニングなのか →ウエイトリフティング指導
研究・考察の資料
ウエイトリフティング・クイックリフトトレーニングの独自考察・研究も長く続けています。
→ウエイトリフティング:エッセイ一覧 →トレーナー情報はこちらから

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