ウエイトリフティングが強くなるには 2025.3.15記
「強くなるには」全3回・第1回
Q5.ウエイトリフティングが強くなるためにはどうしたら良いでしょうか。
この内容は本当によく検索されるようです。きっとみんな強くなりたいのだろうなと思いますし、それで当ジムを見つけていただけているのだと思うと、少し喜ばしくもあります。
ということで、Q&Aで予告した通り、別ページを設けてこのことについてお話しします。
魔法のような方法はありません
皆さん、おそらくはできるだけ楽で、しかも科学的根拠のある情報が欲しいのだと思います。
しかし、もしそうだとしたら、ここで話すことにはがっかりされると思います。
というのも、そんな魔法みたいなものは存在しないからです。
科学的根拠が欲しいのに「魔法」という表現もおかしいのですが、科学的根拠を元にした魔法のような方法を、皆さんはお探しなのだと思います。
残念ながら、そんなものはありません。
むしろ科学的根拠で言えば、どうしても「回数」になってしまうのです。
ウエイトリフティングは「筋トレ」ではなく「スポーツ」
ウエイトリフティングは、不思議なことに筋トレと同じように考えられることが多いように思います。
確かに共通しているところもありますが、明確に違うところもあります。
筋トレはあくまでもトレーニングですが、ウエイトリフティングは「スポーツ」なのです。
筋トレとスポーツの違いを説明するのは難しいのですが、非常に悪い言い方をすると、筋トレは俗に言う「運動神経」がなくてもできます。しかしスポーツは、否応なしに結構なレベルの運動神経を要求されます。
筋トレは日常行う動きで構成されているので、誰にでもできます。
一方スポーツは、日常生活では行わない特殊な動きであるが故に、誰にでも簡単にできる訳ではありません。
他の競技を考えてみてください。
サッカーのドリブルからのパスやシュート。ゴールキーパーのボールへの反応。これらが誰にでもできる訳ではないことは、子供の頃に体育の授業を受けていれば分かるはずです。上手な子も下手な子も見てきたでしょうし、自分自身もそのどちらかだったはずです。
そう考えると、ウエイトリフティングも同じスポーツです。
体育の授業にないためになかなか分かりにくいのですが、実際にいろいろな人がチャレンジしてみれば、サッカーと同じように上手な人と下手な人がいるはずです。
差を生むのは「練習量」
ウエイトリフティングはスポーツである。そう認識していただけたという前提で、話を進めます。
皆さん、子供の頃を思い出してください。
授業でサッカーやバスケットボールをやったことがあるかと思います。授業中でも、サッカー部やバスケットボール部、小学生ならミニバス(今の時代もあるのでしょうか)をやっていた子は、やっぱり上手でしたよね。
普段運動をしていない人は、稀に上手な人もいますが、そうでない限り部活動をしている人よりはどうしても劣っていたと思います。
その差は何だと思いますか。
それは「練習量」に他なりません。
(普段運動をしていないのに上手な人は除きます。このケースは別ページでお話しします)
競技があまり上手ではない人たちが放課後に勉強したり遊んだり文化部で活動している間、上手な人たちは部活動やクラブでサッカーやバスケの練習をしている。
でも、それだけのことです。
しかし「それだけ」と思うことが、競技力に大きな差を与えます。
だから、強くなりたければとにかく練習をたくさんしてください。
そして、たくさん練習をしようと思ったところで、ようやくその練習内容に目を向けることができるのです。
まずは、時間の見積もりを
週に1回よりも週に3回、週に3回よりも週に6回、週に6回よりも週に9回。
とにかく、練習する時間をどれだけ作れるのか。まずはその見積もりを出してください。
できれば「週1日・1回のみ」よりも、「週2日・合計4回(1日2回)」や「週3日・合計3回」のほうが良いです。
どれだけ時間を作れるか見積もれたら、実際に練習してみましょう。
ある程度は上達できるかも知れません。しかし、思ったよりも上達できませんし、そんなに体が持たないかと思います。
そこでようやく、「練習をたくさんするために何をすれば良いのか」を考えることになります。
非常に長くなりそうなので、いったんここで終わります。
とにかく、練習する時間を確保しましょう。
2025.3.15 著
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