コンテンツにスキップ

ウエイトリフティングあるある~バーベルが顎に直撃


バーベルが顎に当たると一気にテンション下がりますよね。

これ、初心者はもちろん、中上級者でもたまにあります。 顎に当たるとき何が起きているのかを考えると、そのときのフォームの状態が見えてくるかもしれません。

フォーム的に必ずしも間違いではない

私はそのように見ます。

もちろん、間違ったフォームの結果として顎に当たることもありますが、少なくとも下から突き上げる形の顎直撃に関しては、方向性は合っている、と判断します。

要は体に近いラインを通る、それが近すぎて顎に当たる、そう考えれば少しは気持ちも楽になるかもしれません(顎の痛みは楽にはなりません)。

では何が起こったか

可能性がいくつか。

1.バーベルが体に近すぎるところを通った

これは体の動かし方として、少し問題があるかもしれません。 バーベルを、例えば腕で思い切り手前に引いて、自分でぶつけに行く、というパターンですね。

2.股関節が伸展しきれていなかった

体が"く"の字になっていた状態です。 セカンドプルで股関節をしっかり伸展させれば防げる問題ですね。

3.いつもはうまくかわしていたけど、このときだけしくじった

お疲れなのかもしれませんし、首回りに硬さがあるのかもしれません。 体の状態の問題の可能性もありますので、そちらを見直してみるといいかもしれません。

1は手順を見直すべきエラー、2と3は方向性は合っていて結果が未熟なエラーです(エラーの分け方についてはこちらに書いています)。

良くない対策

顎に当たるのを恐れてフォームが変わってしまうのが一番よくないパターンです。

本来のバーベルの軌道よりも、バーベルが遠くに行ってしまう。 確かに当たらないですが、フォームの方向性が違う方に行ってしまうので、これは避けたいところです。

じゃあ、どうしたらいいのか、顎痛いのいやだし

一旦休む。 棒切れで動きを確認する。 プルだけにしてみる。 もう一度だけやってみて、フォームも変わらずに顎に当たらないのならば一過性だった可能性もあるので続ける。 何度もやってしまうようなら今日はそこで練習はおしまい。

仕切り直しをするのが一番良いかもしれませんね。

著者は顎に当たったとき、どうしてるのか

私の場合、笑います。 恥ずかしいよりも、自分で顎にぶつけたことがおかしくて笑ってしまいます。 そして気にしない。

ボクシングでアッパーが顎に飛んでくるよりはマシです、そうも思ってます。 バーベルは人を倒しに来るわけではないですし、結局やってるのは自分ですから(笑)

深刻に考えなくていいです。 軽く笑って済ませる、そんな程度で良いと個人的には思いますね。

ただし、歯や舌を傷めたり出血したりしたときは、笑っていないでその日の練習はやめましょう。

皆さま、くれぐれも怪我にはお気を付けくださいませ。

2026.10.10 著


関連

→エラーもデータ――ウエイトリフティングのフォーム習得と失敗の考え方

→ウエイトリフティングの安全性

→ウエイトリフティング指導

→ウエイトリフティング:エッセイページへ


予約・問合せ